【きっかけ】
平成22年、自身の長男の誕生、自宅購入を機に、地域に関わることをしようと思っていた矢先、ねりパパ代表と出会い、ねりパパの活動に参画、副代表就任。
【平成22年】
設立メンバー5名とその家族で活動を開始。児童館等での絵本ライブを開始、毎月実施。教育委員会の委託講座を受託。
【平成23年】
福祉部、社会福祉協議会から助成金を得て活動を拡大。絵本ライブを定期開催する児童館等が5ヶ所に。
【平成24年】
子ども虐待防止オレンジリボン支援団体に登録。絵本ライブを定期開催する児童館等が8ヶ所に拡大。隣の板橋区の児童館でも絵本ライブの定期開催を開始。団体として年間約100回のイベントを実施。これらの活動を経て、国立女性教育会館主催「家庭教育・次世代育成指導者研修」分科会 「男性の子育て支援活動への参画」で事例報告を行った。また「第6回よみうり子育て応援団大賞奨励賞」を受賞。
【平成25年】
保健相談所と連携を開始し「パパのメタボ対策」「パパとママの準備教室」に出演。オレンジリボン共催イベントを受託し、子ども虐待防止イベントを開催予定(11/3)。子ども家庭支援センターとの連携を構築中。
【成果・効果】
設立から3年半の間に開催したイベントは200回超。参加メンバーは練馬区を中心に近隣在住のパパが約50名に拡大。絵本ライブを定期開催する児童館等は10ヶ所となり着実に地域へ浸透。また障がい者施設や児童養護施設のお祭り等にも出演し、パパが家事育児のみならず、子育てを通じて地域に関わる機会を多数創出し、より良い地域づくりに貢献。
【チャレンジ性】
厚生労働省が、男性の子育て参加や育児休業取得の促進等を目的とした「イクメンプロジェクト」を立ち上げたのが平成22年6月。同時期に活動を開始して以来、地域で活動する父親の育児支援団体としてはロールモデルのない中で、代表をサポートし活動を推進、拡大した。メンバーは土日にしか会えない中で、メールやSNSを最大限活用してコミュニケーションを取り、活動のプロモーションを行っている。
【波及効果】
設立当初、2ヶ所で開始した絵本ライブの定期開催は、児童館等のスタッフさんを通じて口コミで広がり、3年半で10ヶ所に拡大した。また練馬区に留まらず、板橋区、足立区、杉並区の児童館やイベントからも出演オファーがある等、活動は広がり続けている。
【恊働】
練馬区の福祉部、教育委員会、図書館、保健相談所、子ども家庭支援センター、男女共同参画センター等、行政機関と幅広く連携している。行政以外にもPTAや練馬子育てネットワークなど区内の様々な団体や、FatheringJapan等、全国各地のイクメン団体と交流。児童虐待防止全国ネットワークとも連携し、オレンジリボンの啓発を行っている。
【継続性】
土日に開催する児童館等の絵本ライブは、毎月定期的に開催することを基本としている。近所に住むパパがそれぞれ担当することで負担を軽減し、継続を可能にしている。また「家族第一」として、子どもの急な発熱等の際には当日キャンセルもあることの理解を得ながら活動している。