子ども達・保護者・学校・地域にとって、プラスになるであろうとの想いから「おやじの会を創ろう」と考え、平成18年、小学校児童全世帯に、「お父さん出番ですよ!」と呼びかけをし、26名のおやじが共感し活動を開始。初年度から、下記事業を企画し活動。
・ 地域パトロール(地域巡回実施)
・ サイクリング(往復約40kmのサイクリング)
・ 水泳教室(着衣水泳体験や、溺れた時の対処方法等)
・ 夜のプール(夜の学校プールで非日常を楽しむ)
・ 宿泊体験(校庭に子ども達がダンボールハウスを創り宿泊。校舎内きも
だめし・夜のプール等を実施)
・ 昼のピクニック(山でのピクニック。※池越えターザン等設置)
・ 夜のピクニック(満月の日、月明かりの下を歩く)
・ 体育教室(体育が苦手な児童の苦手克服)
・ 自転車教室(自転車に乗れない児童を乗れるようにする)
・ ボウリング大会(児童100人超でのボウリング大会)
・ We Love ❤ 成沢(地域内の清掃)
・ 卒業生へのメッセージ(ビデオで卒業生へエール)
その後、メンバーが増え、現在48名(児童世帯数の1割超)で積極的な活動を展開中。
(1)設立時から「 地域の子供も自分の子供と同じように、見守り・励まし
・育てる!」(他人の子も怒る・褒める)を活動スタイルとしてきた
ことにより、「地域親」として地域にしっかり根付いてきている。以
前は「母親」主体のPTA・子供会・地域活動や行事等へ参加が、
おやじ達の積極的参画により、盛り上がりが図られ、地域の一体感
も強化されている。(子供会加入率は97%以上で市内で突出)
また、こども達の環境・性格・人間関係等も解っているのでトラブル・
いじめ防止、非行防止等にも役立っている。
(児童が卒業しても「地域親」は継続で、高校生になっても交流はつづ
き、本人や保護者から悩みの相談等もある)
(2)やったほうが良いことはすぐにやる!(先伸ばし禁止)
好ましくない事は改善する!(見て見ぬふり禁止)
できない理由があれば解決しできるようにする!(言い訳禁止)
事後反省をしっかり行い次に活かす!(やりっ放し禁止)
でチーム活動を推進。初年度から事業を展開し、毎年バージョンアップ
魅力アップを図っている。
(3)他に類をみない活動であることから、報道でも取り上げられ、
「組織の創り方」「組織の盛り上げ方」「事業実施手法」等の問合せ
多数あり。また「事例発表」の依頼もあり発表を実施。(下記実績)
市教育振興大会 ・ 市PTA連合会総会 ・ 市青少年育成会指導者研修会
県PTA連絡協議会理事会 ・ 県おやじフォーラム ・ 県PTA振興大会
(4)各自の個性・長所・得意・不得意を理解、活躍の場・能力を発揮で
きるよう配慮し、誰もが主役になれる環境・チャンスを創っている。
(5)メンバーに「目標と目的」「楽しさと存在価値」を持ってもらうこと
で、継続可能な活動となっている。